生きるら
今朝の東京は空がキラキラしてる。ものすごく綺麗だ。
髪をかけた耳に、陽の光が突き刺さってチリチリと痛む。
いい天気だ。風が強い。目にめっちゃなんか多分砂が入る。
暑い。陽射しが痛い。
元々強い肌でもなかったのが、加齢とともに弱くなり、とうとう日に当たると赤く腫れ上がるタイプの妖怪になった。
今日は日傘もキャップも装備していない。
このまま、午前中の陽射しを散々に浴びて帰宅する。
このあとどうなるかなんて、知ったことか。
また、眠れなかったのだ。
こうも眠れない日が続くと、いよいよメンタルが崩壊していく。
いや、そもそもメンタルはとうに崩壊していて、今はその通院帰りなのだ。
それにしたって寝るのが一日置きってなんだよ。
知るかよ、目を閉じられないんだ。
こうも天気がいいと、ふと、もう別に生きてる用事ないな〜って気づいてしまう。
目に付いた歩道橋の上から、ふわっと空を飛んだら気持ちがいいのでは?なんて希望を抱いたりする。
これは春の天気がいい日にめちゃくちゃ訪れる現象なんだけど、秋にも来るんですね。
ホルモンバランスヤッホー!案件である。
かと言って、死ぬ理由だってないんだ。
Beautiful sky
Beautiful world
Beautiful days
何食ったって旨くともなんともねえ。
何処に居たってなんにも埋まらねえ。
青信号が点滅をはじめても、小走りをするほどの気力もねえ。
だからって、轢かれてやるほどの義理もねえんだ。
今朝の東京は空がキラキラしてる。
もの凄く、綺麗だ。