タイトルが決められない。
去る6月8日、蛇の亜種の2公演を観に、シアターサンモールへ行ってきました。
思いの丈を綴りたくてしかたがなく、勢いだけで書くわけです。
乱文お許しください。構成がクソなのもお許しください。
ネタバレしか書かないので、これから観る方やDVDでご覧になる予定の方は頼むからもう出ていってください。
安里勇哉さん目当てで行ったのですが、一言で言うとものすごく私オムさんでした。なんなんだあの人(ものすごい褒め言葉のつもりですが、いけんかったら正座します)
も少しいうと、総合的に様々な面において「やられたな~」という気持ちでいっぱいで。
性癖ズドンでそれもやられました。
そんな、やられたやつを忘れないうちに思いついた順でぼろぼろ書きます。
毎シーンだいぶやられたんですけど、特に親不孝通りでラッパーが出てきた時はほんとにもう…待ってこの涙どこにおいといたらいいの?ってなって、ものすごい楽しんでしまった。
ニシキー!!!!って両チームと思ったし、岩崎ー!???って両チームとも思いました。
そして何より伽賀さん(どえらいカッコイイ)の合いの手がまた最高で、これ見ながらご飯食べたいって思いました。海苔の佃煮がいいかな。
すごいね、DVD届いたらこの夢が叶うよ。
あとは、亜種チームと蛇チームで席が見事に上手側、下手側と神がかったチケ運で。
チームの違いにプラスして、表情の見え方が全然違い、細かい解釈が違って見えてそわそわしつつ贅沢な思いをしました。
亜種チームを観ていたとき、マムシは思い切りが良い感じあって、決断力こえーよ!って思ったのですが、蛇チームの時と比べると、表情が見えないシーンがあったんですよね。
蛇チームのマムシはすごい迷う表情がめっちゃ見えて、胸が締め付けられる感覚と、さっき見たマムシと違う…?と思ったら、なんかやな方の汗をかきました。
私の目が節穴なのか、それとも違ったマムシだったのか…そう、これがわかるのがDVDです。
過去、「雨ウツ音ナリツヅ9日々」という作品を観たことがあるんですけど、こちらの作・演出・出演されていた新里さんも出演していて、船のシーンを演技しながら作っていく感じがかっこよくて。もうねー、ジャケットのサイズ合ってないのとかも良かったです。
終盤で出てくるテツさんがほんと「そんなに狂気孕むことある!?」ってくらいほんと寒気するほど意味わかんなくて…私にはこわすぎました。
DVDでまたあのこわいの見るのやだよォ~(笑) でも同時にちょっとまた見たい己もいるわけです。いけないクスリか。
そしてきっと初見の皆さんのハートを次々奪ったと思われる私オムさん、ほんとお強くて大変でした。ジム、まさひろ、しゅんくん、撃たれた人、ラッパー、牧師様。ラッパーが好きです。DVDみてもまた笑っちゃうんだろな。ソーファミソファミレ!私のハートも返してください。
さてさて今回主演の安里勇哉さん、ほんとにほんとに最高でした。プロモーション映像の「主演 安里勇哉」て文字で泣いた。彼のスーツはほんとにほんとに良い。そして観るたびに思うけどこの人はすごく大きい。
太ももを撃たれ、その撃たれた太ももを踏みつけられて顔を歪めて痛みに呻くマムシ観ました?あれDVDで見られんですか?えっそんな素晴らしいことあるんですか?
あるんです!
チホに手を差し伸べるマムシ、優しく微笑むマムシ、憔悴しきったマムシ、痛みに暴れ、血まみれになるマムシ、ナミに身を委ねるマムシ、リンゴを口にして倒れ込むマムシ… 道は蛇行していても、どのシーンもマムシは真っ直ぐで優しくて時に馬鹿野郎で。片腕になって帰ってきた時、大声を上げながら目を抉り出した時、もうやめてくれって思ってすごいつらかった。
足も悪いのに片腕になって、片目になって、それでもまだサワを守るために昔の仲間を手にかけてゆくマムシのやばさ、かっこよさったら凄かったです。私の語彙力のなさが悔やまれます。もうほんとずっとかっこよかったんです。
ラストシーンのサワを見上げるハブ、すごくいい顔してて、彼の穏やかな表情のおかげでこの作品の痛みの部分がすべて浄化されていったような感覚があって。
素直に「ああ、良かったな」って思えるラストでした。
欲しい救いを与えてくれる作品って、私個人はあまり巡り会うことがあまりなくて。なのでなんだかすごく新鮮でした。
亜種チームのアフトも参加したのですか、岩崎を演じるぶんちゃんの扱いが面白すぎでした。
音楽かかるたびにみんながストップモーションしてるのもお腹痛くて大変だった。
客席もストップモーションするとかほんとダメ。激烈久しぶりに挑戦したけど笑っちゃって無理でした。手を叩いて笑いすぎました。
ほんと、ずっとずっと素敵で素晴らしい時間でした。
物販の安里勇哉ブロマイド、4枚ワンセット8種類も最高でした。そんな出すことある?って思いながら全種類買いました。
しかし吸ったらいけないクスリみのある作品をなぜ1日に2公演も見てしまったのか。
許容量というか、用法、容量を守って正しく吸うみたいなことがまあ出来なかった。
追加購入をした一般発売の時の私のテンションの賜物です。よくやった。計画性のなさ。ビンタさせてくれ。
笑いとシリアスの両方向に濃い時間をじっくりと過ごさせていただきました。
DVDほんとうれしいな。
あの日はなんだかまっすぐ家に帰れなかった。余韻に浸りながらフラフラしてしまい、帰宅後も落ち着かなくて。
その夜はウンウン唸ってしまって、空が明るくなるまで寝付くことができませんでした。
白んだ空、久しぶりに見たな。と、言うわけで自己満足な長文はこれで終わりです。
6月11日は千秋楽ですね。
ついでに我が母の命日でもあります。
台風の影響でお足元がしんぱいですが、演者の皆様も観劇される皆様もどうかお怪我のないように、そして素敵な時間となりますように。